Oasis @ Millennium Stadium, Cardiff, 12 June 2009

Manchesterのことを書いて以来,夏はOasisからドマイナーバンドまでフェスだとかなんだとか色々行っているうちに、今回の解散騒ぎで、今となってはもう思い出のOasisギグになろうとしている、あの6月のカーディフ、ダブリン、、、、
カーディフの会場Millennium Stadiumは駅からも徒歩ですぐ。



入り口より全体をのぞむ。Kasabianの始まったところ。











この間はどうも!KasabianのTom。前回Heaton Parkに比べ、今回はスタジアムの為、広くてもステージも見やすく、音も良い。Tomも今回は”Cardiff!Empire!"と叫んでいたので、かなりよかったということであろう。


Kasabianでかなりの盛り上がりぶりであったが、Oasis登場までにまだまだ観客が増えるは増えるはで、3階席まで埋まって、ビールも売れる売れる。Fuckin' in the bushesが流れるとスタジアム中がウオ〜〜〜〜〜と雄叫びをあげ、オープニングのRock'n Roll Starから大合唱。フットボールの大応援よりももっと凄い、なぜなら試合の場合は2チーム分の応援があるから歌うのは会場の半分づつで、全体が一緒に歌う訳ではない。このフットボールスタジアム中での声を限りの大合唱は、UKライブのみのなんとも言えないトリ肌ものの感動なのです。私の経験した初めてのOasisUKギグは2000年のWembleyだったのだが、フットボールの歴史をたたえた重厚な建物で、外には騎馬警官が大勢警備にあたっていて何だかスゴいことが始まるぞーという感じだった。今だにあの感動は忘れません。さて、このMillennium Stadiumもとてもいいスタジアムだと思います。どの角度からも見やすいし、客席とアリーナ(ピッチ)の距離が狭く、ここでゲームを観戦したらさぞ臨場感があって良いだろう。音が飛ばないから、ステージの音と観客の大合唱がちゃんと聞こえるので素晴らしい。舞台上は意外に観客席の音はそんなに聞こえないものだし、ロックの場合自分たちの音のモニターからの音がメインに聞こえてるだろうけど、ここでは多分ステージ上にも観客の声が届くだろう。Live Forever や Don't Look Back in Angerは観客の合唱のみでリアムやノエルが歌わない部分がいつもより多かった。我々の隣はかなりの中年度高くかつかなりミドルクラスなカップル(典型的oasisファンぽくない)だったが、始まった途端にそのおばさまはコブシを振り上げ腰をふりふりノリノリ。共感共感。英国のOasisギグでは日本よりも年齢層が幅広い。94年に20でも、もう35歳だし、当時30なら45だし。親子連れも少なく無い今日この頃である。
Heaton Parkの3日目よりも、oasisものっていて(と思う)リアムも気迫に満ちていて、歌も演奏もパワフルだったし、相変わらずステージは遥か彼方でも毎曲大感動でした。
Manchester, Cardiff, Dublin (Slane Castle)と行った中で、ここが一番良かった。