Blogexitしていた!

ブログを放置して5年も経っていた、、、最後に書いたのはBrexit前夜だったのであるが、英国はとっくに離脱して、あの頃残留派が脅していたような経済崩壊も起こらず、全然普通に回っているのである。その間も世界は天災人災様々あり、Covid19コロナで今やインドの変異株の脅威の真っ只中。離脱したおかげで、独自にワクチンの開発や流通ができたので良かったのである。

そのような中コロナ避難も兼ねてずっと居た日本からワクチンをうけるべく久々にイギリスに戻ってきた。

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ガラガラの羽田空港国際線出発階

昨年もガラガラだったが、今もこの状態である。

ドイツは日本人の入国を基本認めていないし、フランクフルトはハブ空港でそこから乗り換えで色々な方面に行くので、ANAのチェックインカウンターでは搭乗者の行き先によって受け入れる基準と必要書類が違うし、日に日に変化しているので対応が大変で時間がかかる。

イギリスの場合は72時間前、ドイツは(トランジットでも)ドイツ到着48時間のPCR検査陰性の英文証明書が必要なため、いつの何時に検査を受けたかなども細かくチェックせねばならず、ANAの地上スタッフはタブレットとにらめっこしながら確認して汗だくで頑張っている。合間に「お待たせいたしまして大変申し訳ございません」と何回も謝られてこちらが恐縮なのです。

隣でチェックインしていた男性は身なりはラフであったが、行き先が「特段の事情」以外日本人を受け入れないところなのか、アレコレと質問されその度にビジネスの書類をファイルから見せて(チラ見したら一流商社のロゴが)、それでも地上スタッフが判断できなくて上司の男性まで来てまるで取り調べのよう。最終的に「何も問題ございません、このような時なので本当に申し訳ございません」と丁寧に謝られチェックインできたのだが、本人はcool as cucumberきゅうりのごとく冷静で終始丁寧に応対していた。一方反対隣の中年男性は「どうしてこんなに時間かかるの!」とキレていた。手続きで時間がかかって乗り遅れたのか、その向こうでは書類が不備で乗れなかったのか中年外国人男性が泣いてしまっているのをなだめているスタッフも。

こういうところで人格が出るなあ。本当にANAのスタッフに同情してしまうのでした。

 

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ほとんど欠航中

フライトは殆どが欠航中だが、この後9:40のデリー行きが飛んでいるのには、、、!!

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機内もガラガラ

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手を振るスタッフ

今回気が付いたのだが、エアポートのスタッフが3人深々とお辞儀をした後、ゆっくりと滑走路を移動する飛行機に手を振ってくれているのです。

新幹線降りるときも丁寧にお辞儀されるし、日本だけだよなあ、こういうの。

カスタマーサービスと言えばそれまでだが、そこまでしてくださらなくても、というほどの丁寧さ。ありがたくジーンとしてしまう。

私も一生懸命手を振りました。

サヨ〜ナラ〜優しくて丁寧なニッポン(涙)

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フランクフルト空港はそれなりに人の往来がある

早朝のフランクフルト空港に着くと、ラウンジはやっていない、、、ドイツ合理主義でコロナでオープン時間が縮小されている(夕方も4時ごろ閉まってしまう)。

真夜中でもフライトがあればラウンジでサービスが受けられるANAとは大違い。

それにしても結構人がいる。ビジネス風でもない人や学生さん風が多いのはどういう事なんだろう。

ここでもまたCovidテスト証明チェック、UK govのPassenger Locator formのチェック。

手続きは増えても人が少ない分、過去の混み合った空港よりも断然スムースで良い。

が、17日以降ポルトガルなど一部の国への観光渡航が解禁になったイギリスだが、各空港での対応は大丈夫なんだろうか。