シュルーズベリー冬景色

英国全土が大寒波におおわれている。1月2月に寒いのは普通だが、11月末から零下になるのはちょっと例外的寒さ。日本は年々夏が暑くなり、英国は年々冬の寒さが厳しくなっているようなこの数年である。
シュルーズベリーも日中でも零下という日も少なくなく、本日は最高気温零度だそうだ。真っ青な空に霜で真っ白な木々がよく映え凛とした冬の日々。
家の窓より見える大きな木は霜で真っ白

Quarry park

橋よりSt. Chad教会を眺める

蜘蛛の巣も凍る

夕暮れ時

家からこの公園を超えると町の中心地になる。夜ともなれば、煉瓦のジョージアン・タウンハウスが連なる曲がりくねった小道に橙色の街灯が夜霧に翳み、正にディケンスの小説か、シャーロック・ホームズの一場面に迷いこんだが如くである。実際シュルーズベリーはディケンスの映画のロケにも使われた。緑と花に溢れた春夏も素敵だが、この冬の情緒もイギリスの古い町の魅力なのだ。