美味しいデンマーク 其の二 Kiin Kiin


次はタイ料理のKiin Kiin

饅頭のように見えるが、甘塩っぱいマカロン的なつまみ、チビバケツにディップが入っている。

卵の殻の形の陶器カップにダックエッグの黄身に味付けしたものとドライバジルの葉

タイの伝統的なエッグカスタードにダンシングフィッシュフレイクでございます、、、とうやうやしく運ばれて来た。鰹節を見慣れない人々は水分で微妙に動くフィッシュフレイクが踊って居るように見えるのが物珍しく、ワ〜?!って感じでしょうが、卵豆腐に鰹節がのってるだけです。
鶏皮のカリカリに乗ってるのはなんだったか。
この後、写真は撮るヒマがありませんでしたが、煙の充満したガラスドームが運ばれて来て、ウエイターのタイ人の男性が「バンコク行ったことあるか?」「無い」「無いのか?!(と意外顔、タイ人にでも見えたのか?)こちらはバンコクの町の匂いと共にストリートフード風に供します鴨の手作りソーセージです」とガラスドームを開けると、モワ〜っとガソリンの混じったスモッグの匂いが、、、そして親指大のチビソーセージがうやうやしく登場した。鴨ソーセージは普通にウマイものだったが、スモッグの香りはオエ〜

で、こちらもまたシアトリカル。薄緑の綿菓子がモコ〜

ソースをかけると、綿がショワ〜と溶けていく

〆鯖のサラダ、コリアンダー風味となる。パフォーマンスはウワ〜もので、どのテーブルでもみな携帯で写真とっていました。
しかし、味はフィッシュソースの味が強過ぎで塩っぱ甘ずっぱ味のみでフレッシュなサラダや鯖の味はしなかった。。。

お魚とキュウリとハーブお造り風、これもソースをかけると

煙がフワ〜、美味しかったけど、別に煙をださなくても。

最後のメインディッシュはシンプルにビーフのグリル焼きにベイビーコーン、コーンクリーム、奥は牛の骨を皿に骨髄、ご飯。これは普通に美味しかった。

デザートはタイ風バナナケーキと塩キャラメルソルベにココナッツ。

ここはタイ国外で唯一のミッシェラン☆付きタイレストランだそう。お客さんは皆デンマーク及びヨーロパ人カップルで、でもみんな携帯で写真とってた。それだけシアトリカルな演出がウリなところで、味勝負ではないと思いました。プレゼンテーション抜きにして、「ウマイ」ということだけ言ったら、吉祥寺でよく行くタイ食堂とそんなに(値段が10倍以上違う程!)違わないであろう。話しの種に一回行ったらオッケーというところでした。

Restaurant Kiin Kiin
Guldbergsgade 21
2200 København N
Denmark