美味しいデンマーク 其の三 Radio

Radioでランチ


セレリアック薄切りのピーナッツバター和え
セレリアックは日本では見たことありませんが、こちらではポピュラーな根菜類で、ちょっとセロリの香りのする大きな蕪みたいな感じ、私も好きでよく使います。甘くないピーナツバターを練り胡麻の変わりに使えると思いました。

ホタテのホワイトソース、海藻、瓜の甘酢漬け、ディル
ホタテの柔らかい口当たりと、瓜(英語でなんて言うかわからないがデンマークでよく食べる、とウエイターが言っていた。多分冬瓜的なものではないかと思う)の歯ごたえがマッチしていた。

塩で一晩〆たタラ、カリフラワークリーム、カリフラワーの薄切り、軽く炒ったピスタチオ
生のカリフラワーも意外によかった。

ローストビーフと乾燥キノコ類色々、オイスターマッシュッルームのハーブ酢漬け、マッシュルームピューレー
オイスターマッシュルームの酢漬けがなめこのような食感で、味とともにアクセントをつけてました。

デンマークの殺菌処理されていないミルクで作ったDeich Kase(ドイツのチーズ)、グースベリーソース添え
さっぱりして美味しいケーゼであった。

ヒマワリの種アイスクリーム、ジュニパーのメレンゲ焦げキャラメル風味、ジュニパー風味メレンゲ(乗ってる白い欠片)ラズベリーブラックベリー、ブルーベリー
デザートは一見大きいけれど、メレンゲなので軽めで、ベリー類の酸っぱさとマッチしていて甘過ぎず、ヒマワリの種のアイスも初めてだったが、すごい美味しかった。

コーヒーのカップが日本の焼き物風で素敵。食器類はみなシンプルでいい感じだった。

インテリアもシンプルモダンで、ちょっと日本に居るみたい。
お料理も凝ってるけどナチュラルでとても良かった。
コペンハーゲン行ったらまた訪れたいレストランでした。
http://restaurantradio.dk/

美味しいデンマーク 其の二 Kiin Kiin


次はタイ料理のKiin Kiin

饅頭のように見えるが、甘塩っぱいマカロン的なつまみ、チビバケツにディップが入っている。

卵の殻の形の陶器カップにダックエッグの黄身に味付けしたものとドライバジルの葉

タイの伝統的なエッグカスタードにダンシングフィッシュフレイクでございます、、、とうやうやしく運ばれて来た。鰹節を見慣れない人々は水分で微妙に動くフィッシュフレイクが踊って居るように見えるのが物珍しく、ワ〜?!って感じでしょうが、卵豆腐に鰹節がのってるだけです。
鶏皮のカリカリに乗ってるのはなんだったか。
この後、写真は撮るヒマがありませんでしたが、煙の充満したガラスドームが運ばれて来て、ウエイターのタイ人の男性が「バンコク行ったことあるか?」「無い」「無いのか?!(と意外顔、タイ人にでも見えたのか?)こちらはバンコクの町の匂いと共にストリートフード風に供します鴨の手作りソーセージです」とガラスドームを開けると、モワ〜っとガソリンの混じったスモッグの匂いが、、、そして親指大のチビソーセージがうやうやしく登場した。鴨ソーセージは普通にウマイものだったが、スモッグの香りはオエ〜

で、こちらもまたシアトリカル。薄緑の綿菓子がモコ〜

ソースをかけると、綿がショワ〜と溶けていく

〆鯖のサラダ、コリアンダー風味となる。パフォーマンスはウワ〜もので、どのテーブルでもみな携帯で写真とっていました。
しかし、味はフィッシュソースの味が強過ぎで塩っぱ甘ずっぱ味のみでフレッシュなサラダや鯖の味はしなかった。。。

お魚とキュウリとハーブお造り風、これもソースをかけると

煙がフワ〜、美味しかったけど、別に煙をださなくても。

最後のメインディッシュはシンプルにビーフのグリル焼きにベイビーコーン、コーンクリーム、奥は牛の骨を皿に骨髄、ご飯。これは普通に美味しかった。

デザートはタイ風バナナケーキと塩キャラメルソルベにココナッツ。

ここはタイ国外で唯一のミッシェラン☆付きタイレストランだそう。お客さんは皆デンマーク及びヨーロパ人カップルで、でもみんな携帯で写真とってた。それだけシアトリカルな演出がウリなところで、味勝負ではないと思いました。プレゼンテーション抜きにして、「ウマイ」ということだけ言ったら、吉祥寺でよく行くタイ食堂とそんなに(値段が10倍以上違う程!)違わないであろう。話しの種に一回行ったらオッケーというところでした。

Restaurant Kiin Kiin
Guldbergsgade 21
2200 København N
Denmark

美味しいデンマーク - マーケット


コペンハーゲンのマーケットホール

北欧はドイツ同様パンが美味しくてヘルシー。日本みたいに白くてフカフカパンではない。

Tea専門店、棚には抹茶と茶筅も売っていた。

カラフルな果実酒やコーディアルが色々

フレッシュハーブが沢山。

大きなマーケットで食材店からカウンターで食べる寿司からタパス、ワインバーと色々。驚いたのは全体がすっきり北欧デザインで店も清潔できちんとしていて洒落てる店ばかり、ほとんどちゃんとデンマーク人がやってるし。こういうところにありがちなエスニックごちゃ混ぜカオス感が全然なくてすごく新鮮。

近くには落ち着いた公園

美味しいデンマーク 其の一 Uformel

北欧スタイルとでも言うか、季節の自然の素材を生かしてユニークな新しいレストランが色々あるコペンハーゲン
当然ながらNomaは予約入れられませんでしたが、色々美味しいところがありました。

まずはホテルからすぐのUformel

Cevice of zander with grilled corn and herb oil
さっぱりとしたハーブスープの底にスズキの薄づくりが沈んでいます

Salted Mackerrel with tomatoes, roasted macademia nuts and tarragon
塩で〆たサバがタラゴンとその他ハーブのシャーベット(がソース)の下に
ちょっと甘酸っぱいハーブシャーベットと〆鯖がマッチしていて良かった

Oysters with grilled cabbage fresh hazelnut and oyster cream
エルダーフラワーが散らしてあって可愛い、キャベツに牡蠣が2つ包まれている、いい味であった。

Danish brown crab with onion and potato
オニオンとポテトとソースにおされて、あまり蟹の味は活きていなかったかも

Langoustine with basil, lard and pumpkin
包んであるのはパスタではなく、薄切りのかぼちゃ 奥のチビ春巻きみたいなのが美味しかった

Brill with crisp lettuce, chicken and crouton
鶏皮のカリカリ煎餅風クルトンとシャキシャキレタスととろけるようなブリルの身とのコントラスト
ブリルとはヒラメ的なフラットフィッシュでヨーロッパでよくみる。

Sweetbreads with sunchokes pickled rosehips and herb sauce
スイートブレッドは主に羊(牛豚の場合も)の膵臓とか、ちょっと白子のような感じ
う〜羊さんは食べないようにしているが、、、コペンでは他のレストランでも出てきたのだった

Iberian pork with grilled lettuce and pickled figs
ジューシーなイベリア豚

Coconut ganache with passion fruit sorbet and crumble

Sorbet of wild blueberries with fresh cheese and salted caramel
ここは各ディッシュは小さくて、スターターサイズ(どれでも10ポンド)。食事としては4皿+デザートでちょうど良い感じ。
メインの食事どころというよりも、ちょっと洒落たディッシュを味わいながらワインを楽しむところでしょう。

時間が早かったので、他には数組だけだったが、後日夜遅くに前を通ったらすごく込んでいた。やっぱり食より飲み中心かもしれない。
http://uformel.dk/forside/
Uformel
Studiestræde 69
1554 København V
Danmark
CVR 3580 7934

デンマークの旅 - ミッドセンチュリーデザインホテル

CopenhagenのHotel Alexandraはミッドセンチュリーのデザインホテル。


階段の各階踊り場には北欧デザインアイコンの椅子



部屋

カードのデザインも洒落てる
飾りの陶器類や版画がいい感じ

灰皿が素敵 ー部屋は当然禁煙

50年代の谷口吉郎建築の祖父のアトリエも、65年に増築した実家もすでになくなってしまった、その上ホテルオークラ本館も取り壊しで日本にはどんどんミッドセンチュリーな雰囲気がなくなりつつある中、ここコペンハーゲンのホテルは何か子供時代を彷彿とさせてくれるとっても落ち着くホテルであった。
http://hotelalexandra.dk/

竹頭帖「八月十五日」

「八月十五日」

 八月十五日の敗戦記念日が来る。もう十三年も歳月が過ぎたかと、いまさらながら烏兎匆匆の感が深い。
 私は當時、中島飛行機付属病院の院長として、田無の工場付属の病院を建設中であった。ほとんど出来上がって、手術室にガラス戸を入れるばかりになって、昭和二十年を迎えると、爆弾が降り出した。そして新築の病室は、海軍の對空機関銃兵が占領し、病院の裏庭には、機関銃がすえつけられた。
 左手の畑には、陸軍の高射砲隊が陣取っていた。一萬メートル以上にはとどかないということであった。八月までたびたび田無町は一トン爆弾をうけた。工場や病院には、幸いに被害がなかった。が工場の機能は完全に麻痺していた。田無町から来ている瓦斯管が、爆弾でやられると、専門に飛行機の發動機の氣筒管を製造していた工場は、製産の仕様がなくなった。行員たちは毎日、瓦斯管の復舊工事に働いた。復舊して明日から、ガスが出ると、喜んでいると、爆撃だった。
 工場の技師たちは、前から敗戦論者であった。科学的知識のあるものは、當然、そう考えたであろう。B29の部品を、戦利品の如く、工場内に並べ、工員たちの士氣を鼓舞しようと、軍が計画した。しかし、技師たちには、その部品がいかに良く出来ているかが手に取るように分った。そして、代わる代わる、院長室へ来て、悲観論を私に述べた。病院の院長室だけが、憲兵の目と耳のとどかぬ場所であった。八月十二日の朝私が工場へ行くと、向こうから庶務部長が馳けて来て、今日無条件降伏を受託したという確報が入りました、と言った。彼はニコニコしていた。私も何かホッとする思いで、うなずいた。
 その夜、近くの徳川夢聲老宅に出かけた。婦人と娘さん達は、原爆がおちるというウワサの日だから、浅川の方へ疎開しているということだった。老はひとりで原爆と戦うつもりだったのかと、可笑しかった。十三日の晩、私は妻、娘の疎開先の埼玉県の越生へ報告に行った。妻も私も、これで広島近くの八本松というところへ兵隊でヒッパられている倅が、無事で帰るという安心で心の片隅で浮き浮きするものがあった。十五日は病院一同で陛下のお言葉をラジオで聞いた。院長として私は、皆に何か言わねばならぬので,一同の前に立ったが、言葉は聲にならなかった。涙を流しぱなしにして、口をばくばくさした切りであった。
 虚脱状態が来た。これから日本はどうなるのであろう。どうなっても醫者という技術で行きて行けるだろうと、ボンヤリ、中庭のカンナを見ながら考えていた。
  ひたすらにカンナの朱に吸ひつく目


宮田重雄著 「竹頭帖」より 文芸春秋新社 昭和34年

犬肉食祭反対にご協力を

ワンコちゃんを救うためのお願いです。よろしくお願いします。

中国ユーリン市では犬肉フェスティバルでは一万頭の犬が残酷な方法で殺され、食べられています。Facebook, Twitterで拡散し、Humane Society及びChange.orgにおけるユーリン犬肉食祭り廃止/Stop The Yulin Dog Meat Eating Festival, に是非署名お願いします。

Humane Society International (国際人道協会)(英語のみ)
https://action.hsi.org/ea-action/action?ea.client.id=104&ea.campaign.id=38221&ea.tracking.id=website
英語のhumaneには慈悲深いという意味もあります。HSIは国際的に動物と自然を救う活動をしている団体です。

6月21日開催予定の【ユーリン市犬肉フェスティバル】の阻止を求めます ーChange.org より転載

私たち「RAISE YOUR PAW」は、中国ユーリン市で6月21日に行われる【ユーリン犬肉フェスティバル】の開催阻止を求めます。この行事のために、数多くの犬たちの命が失われ ています。今年こそ、この鬼畜的なフェスティバルに終止符を打つために、声をあげています。

この「フェスティバル」では、犬の肉を使った鍋料理、リーチーやお酒が提供されます。このため犬肉の需要が増えてしまい、野良犬やペット、虐待的な環境である犬肉ファームから集められた数千匹の犬達が人間の娯楽のために、命を落とします。

もう時間がありません。大量の犬たちが殺されてしまう前に、世界中から声をあげ、潔白な命を救いましょう。人間の命だけではなく、全ての命に対する尊重を。

既に世界中の90万人以上の方から、応援をいただいております。
皆様のご賛同とシェア、よろしくお願いします!

https://www.change.org/p/6%E6%9C%8821%E6%97%A5%E9%96%8B%E5%82%AC%E4%BA%88%E5%AE%9A%E3%81%AE-%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%B8%82%E7%8A%AC%E8%82%89%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%90%E3%83%AB-%E3%81%AE%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?utm_source=action_alert&utm_medium=email&utm_campaign=329635&alert_id=cUvfAWtABr_MfwpfsmzRBFgNP0KGGVevZaL8L6LwRxohc4rrpYHbME%3D
(転載終わり)

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犬一万頭を食べる「犬肉祭」を巡って中国で議論沸騰 http://matome.naver.jp/odai/2137184376213300201

英人気コメディアンが“犬肉フェス”反対、売買の根絶を訴える。http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20150617/Narinari_20150617_32124.html

犬肉祭り、住民と活動家が対立 中国 http://www.cnn.co.jp/world/35049787.html

Humane Society International http://www.hsi.org/news/news/2015/06/teaching-chinese-animal-advocates-061115.html


全ての生きとし生けるものが幸いであれ、自由であれ
May all beings everywhere be happy and free
Lokah Samastah Sukhino Bhavantu
Om Shanti Shanti Shantihi